オキナインコの特徴や生態を解説!知能や性格と寿命についても
オキナインコは、中型インコのなかでも大型のインコのヨームに次ぐと言われる程賢いインコです。
本当に賢いので、コンパニオンバードとして大変人気のあるインコなんですよ。
最近はグングンと人気急上昇中のオキナインコです。
今回は、そんなオキナインコの特徴や生態、そして知能や性格と寿命ついて紹介していきますね。
目次
オキナインコの特徴や生態
オキナインコは中型インコで身体もセキセイインコなどの小型インコよりもかなり大きなインコです。
中型インコのウロコインコとよく比較されたりしますね。
ではオキナインコの特徴と生態はどうなのかを説明しますね。
オキナインコの特徴
オキナインコは、オウム目インコ科に属する中型のインコです。
原産地は南アメリカですが、体が丈夫なので再野生化を世界中の広い範囲で繁殖しています。
イスラエル、ベルギー、スペイン、ポルトガル 、イタリア、スロバキア、カナリア諸島、アメリカバハマ、プエルトリコ、チリ、日本などで再野生化して増えています。
日本では神奈川県、三重県少し前までは、兵庫県にもいたことが確認されていますよ。
生態系が崩れるのでダメですが、再野生化したオキナインコを見たら私は嬉しいですね。(ホントは喜んじゃだめなんですが)
最近では品種改良が進んでカラーバリエーションも豊富になりました。
ノーマルのグリーン、人気のあるブルー、見た目が可愛いイエロー、神秘的なホワイトなどがいますよ。
オキナインコは暑さや寒さに比較的強いですね。
強いから再野生化したオキナインコなども出てきたのと思います。
オキナインコの生態
オキナインコの体の大きさは、体長30~33cm、体重は100gくらいです。
オスとメスの体格は、一般的にメスの方がオスより一回り小さいです。
体の色合いはノーマルカラーでは体の大部分は綺麗な緑色で、ほほと胸は薄いグレーです。
クチバシの色は、オレンジ色をしています。少し地味めの色合いのインコです。
オキナインコのオスとメスの体色は同じなのでオスとメスの性別の判断は遺伝子のDNA鑑定で判断します。
面白い話なんですが、人間から見たら同じ色で見分けがつかないんですね。
でも鳥は分かるんですよ。
なぜか分かります?
何故かというと人間の識別できる色は3原色(赤・緑・青)なんですね。
でも鳥は4原色(赤・緑・青・透明(紫外線))を識別できるんですよ。
だからオスとメスの色が違うのが識別できるんですね。どんな風に見えてるのか見てみたいなぁ(驚)
オキナインコの知能
オウムは木の穴やムロに巣を作りますが、唯一オキナインコだけ器用に枝を使って巣を作るんです。
すごく器用なんですね。
それだけ脳が発達していると思われます。
しかも両親以外の若鶏もヒナの養育を手伝ったり、自分の群れの中で考えて行動する非常に賢いインコなんです。
人間でも手伝いをしない人もいるのに(笑)オキナインコは手伝うんですよ。
非常に知能が高く手先が器用なので共同作業が出来るんです、すごいでしょう!
モノマネやおしゃべりが得意なくらい知能が高いので、ロックがないケージだと開け方を覚えて簡単に外に出てきますので注意が必要です。
「なんで君がそこに居るの?」と聞きたいくらいに簡単に外に出てきますよ(笑)
オキナインコのおしゃべり
私が飼っているオキナインコは、まだおしゃべりはしていませんね。
でもミッキーマウスマーチをオキナインコの横で口笛を吹いているとあっという間に覚えました!
私がミッキーマウスマーチを吹くと一緒に歌いますよ。
賢いなぁと思っていたら、最近は自分でアレンジを加えてオリジナリティー溢れたミッキーマウスマーチになっています(笑)
私が単語を言うと「ごにょごにょ」と言っていますから、そのうちおしゃべりをすると思います。
私があんまりいっぱいしゃべると、嫌なんでしょうね「グワッ」と怒りますよ(笑)
オキナインコの性格と寿命
オキナインコに興味がある方には性格や寿命は気になりますよね。
凶暴な性格とか困りますからね(笑)
でも安心してください。
オキナインコを飼っている私が日々どんな風に感じているか説明しますね。
オキナインコの性格
オキナインコは、人懐っこく穏やかな性格をしていますから飼い主にすごく懐きますよ。
飼い主と遊ぶというより飼い主の肩や手に止まって、まったりとまどろむのが好きですね。
見た目の地味さとか、まどろむ姿行動でお爺さんの翁(おきな)と名付けられたと言われています。
飼い主とくっつきたくて、ケージの出入り口のところで待っていたり、ケージをコンコンと叩いたり羽ばたいたりして飼い主の気を引こうと頑張る姿は、非常に可愛いですね。
オキナインコは、人や食物の好き嫌いがハッキリしているので行動がよくわかります。
バナナは好きだけどイチゴは嫌いなど好みがわかりやすいです。
何か嫌なこと怖いことがあると噛んだりします。攻撃的に噛んでくることは、あまりないです。
でも中型インコのクチバシですから噛まれるとかなり痛く、流血することもありますので小さいお子さんなどは注意が必要です。
しかしオキナインコは、とても賢いですから噛むとはいけないことと教えることができるので怖がらなくていいですからね。
オキナインコの寿命
寿命はエサや環境に左右されますが、中型インコの中でも長く30年位いきる長寿のインコです。
中型インコの中でも長寿の部類に入ると思いますね。
同じ中型インコのオカメインコやウロコインコなどは大体15年と言われていますから、約2倍の長生きですよ。
しかし30年は長いので飼うのには、それなりの覚悟とどの様に過ごして行くのかのライフスケジュールを考えなければいけないんです。
その分長い間一緒に暮らせて楽しいですけどね。
オキナインコの飼い方
オキナインコも他のインコ達と同じでケージで飼います。
ケージは中型インコ用の大きめのケージを用意してくださいね。
可愛らしいデザインのケージもたくさんありますが、掃除や毎日の世話を考えるとシンプルな四角いケージがいいと思いますよ。
ケージの中に餌入れ、水入れ、止まり木を設置し、毎日エサと水を交換します。
ケージの掃除は毎日こまめにしてケージは清潔にしてあげるとインコの健康管理になりますよ。
また水は夏場にはできれば何回も変えてあげる方がいいですね。
水入れの中にエサを浸して食べる個体もいますから水がすぐに傷んでしまうんですよ。
ケージの中におもちゃを入れて遊べるようにと言われていますが、おもちゃを怖がる子もいるので、おもちゃは様子を見てから入れた方がいいでしょう。
うちに居るオキナインコは、おもちゃを怖がるんですよ。折角買ってきたのにボツになりました。(笑)
オキナインコのエサ
エサは中型インコ用の混合シード、ひまわりの種、麻の実、総合栄養食のペレットを与えます。
副食の青菜類、おやつとして少量の果物など体にいいものをバランス良く与えるといいですよ。
人と同じで脂質の高いもの、糖分が多いものは好きですが与え過ぎはインコも肥満になるので注意が必要です。
インコにも犬猫のように食べては危険な物があるので注意してください!
チョコレート、コーヒーなどの刺激物、りんごの種、さくらんぼの種なども有毒なのでダメです!
人間が美味しいと思っているアボガドは、少量でも致死量になるので絶対に与えてはダメです!
日光浴とケージの置き場所、温度管理
インコも日光浴は大切ですが「猫、へび」などの外敵に襲われる危険があるので、室内の明るくて風通りがいい所にケージを置いてあげます。しかし長時間、直射日光が当たるところはケージを置く場所には向いていませんから注意してくださいね。
家の向きとか部屋により日が当たらない場合はケージの上からペット用のUVライトを照らすといいですね。
オキナインコは、気温の変化に強いと言われていますが温度は20~25度位を保ってあげると快適に過ごせるみたいですね。
夏はエアコン、冬はヒーターで温度管理をしてあげてくださいね。
インコは小さな生き物なので暑かったり寒かったりするのは、あまり良くないと思いますよ。
まとめ
オキナインコは、オウム目インコ科に属する中型のインコです。
オキナインコは、南アメリカが原産国の中型インコで体長が30~33cm位 体重が100g位の大きさがある。
オス・メスの体色は同じでDNA鑑定で性別の判断をします。
寿命は30年位生きる長寿のインコです。
オキナインコ性格は、人懐っこくて穏やかで飼い主にすごく懐きます。
モノマネやおしゃべりが得意で非常に知能が高くロックがないケージだと開け方を覚えて簡単に外に出てきます。
中型インコ用の大きめのケージを用意してケージの中に餌入れ、水入れ、止まり木を設置し、毎日エサと水を交換します。
エサは中型インコ用の混合シード、ひまわりの種、麻の実、総合栄養食のペレットを与えます。
与えていい食べ物 与えたらダメな食べ物があるから注意が必要です。
チョコレート、コーヒーなどの刺激物、りんごの種、さくらんぼの種なども有毒なのでダメです!
人間が美味しいと思っているアボガドは、少量でも致死量になるので絶対に与えてはダメです!
日光浴は大切ですが、ケージの置き場所は室内の明るくて風通りがいい所にケージを設置します。
夏はエアコン、冬はヒーターで温度管理をして温度は20~25度位を保つのがいいです。
オキナインコは、賢くて穏やかなインコです。
愛情表現を体全体を使って飼い主さんにアピールしてきます。
ぜひ、愛情豊かなコンパニオンバードのオキナインコとゆったり、まったりとした最高な贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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