柴犬のしつけはいつから? 初心者には難しくて飼いにくい理由についても
日本犬の中でもダントツ人気の柴犬。
今は体も小型化されてますます可愛さが増している柴犬です。
私も大好きな犬種ですね。
でも柴犬って最近飼われている洋犬と性格が違う所があるんですよ。
だから初心者には難しいとも言われています。
今回はそんな柴犬のしつけはいつからして、 初心者には難しくて飼いにくい理由について解説していきますね。
目次
柴犬のしつけ
日本人にとって柴犬は昔から馴染みのある犬です。
その柴犬は、飼い主さんを自分のご主人様と決めたら、おもいっきり従順なワンコになるんですよ。
カッコイイことに柴犬は狼のDNAと最も近い犬種とされているんです。
狼って聞くだけで私はワクワクしてしまいますね(笑)
でもその狼のDNAと最も近い柴犬は、しつけの面で気を付けないとダメなんですよ。
なぜかと言うと飼い主さんを自分のご主人様と認めない限りは言うことを聞いてくれないトラブルになってしまう可能性が高いんです!
皆さんの中で「しつけ」と「芸」を一緒にされておられる方も居られるかもしれません。
私がここで言う「しつけ」は、飼い主さんと柴犬のとの絆を作る意味のことです。
まず柴犬が、自分のご主人は安心できる良い飼い主だと知ってもらうことから始めていきます。
では、柴犬のしつけはいつからがいいのでしょう。
柴犬のしつけはいつからがいい
柴犬のしつけは、家に柴犬がやって来たその日から始めます。
でもいきなり「マテ」「オテ」「オスワリ」などではないですよ。
そんなスパルタ教育ではないです(笑)
まずどんなことをするのかと言うと、「家に慣れてもらう」ことからです。
柴犬はいきなり違う所にきて、警戒していますから「家に慣れてもらう」トレーニングですね。
この家は安心できると思わせてあげてください。
犬のしつけは犬だけでなく、飼い主さんも一緒に色んなことを勉強しなくてはいけない事を覚えておいてくださいね。
どうして子犬の頃からしつけをするのかは、性格がまだ確立されていないので犬も色んな事が学びやすい時期だからです。
そして家に慣れてきたら、子犬を社会化するしつけをしていきます。
この社会化のしつけが大事なんですね。
特に子犬は生後4ヶ月前後までは社会化を学ぶ時期になります。
そして生後4ヶ月前後の飼育環境は後々にも大きな影響を及ぼしますよ。
ところで社会化のしつけって何?って思われるかもしれないですね。
子犬の社会化は飼い主さんといると楽しいことや、他の人間や犬が側にいても恐いことが起きないということを教えることなんです。
生後4ヶ月前後の間の子犬の時に色々な音を聞かせたり、他の犬との接触や多数の人間と会わせたりします。
その社会化のしつけをした柴犬は人間や他の犬にも吠えないような犬になっていきますよ。
柴犬の社会化のしつけの仕方
飼い主さんと柴犬が一緒に暮らすためには「柴犬を社会化する」しつけが大切です。
柴犬の社会化のしつけとは、柴犬が見たり、聞いたり、嗅いだりと感じることを不安にならないようします。
そして色んな事がストレスならないで、リラックス出来るようにするんです。
最終的に飼い主さんと一緒に暮らす時に柴犬が、人を噛まない・威嚇しない・吠えないなどを柴犬にしつけます。
先程、子犬の時に色々な音を聞かせたり、他の犬との接触や多数の人間と会わせたりすると言いました。
それ以外に柴犬には、飼い主さんが自分の主人と認識させる社会化のしつけが必要なんです。
では具体的にどんなことをするのか説明しますね。
「社会化のしつけ」とか難しそうな感じがしたと思います。
でもやる事は単純です。
それは「抱っこ」なんです!
犬のマウンティングですね。
この抱っこは「ホールドスチール」と言われているもので、犬の背中と飼い主さんのお腹をくっつける状態を保つ方法です。
まず飼い主さんが座って柴犬を膝の上に乗せます。
そして飼い主さんの片方の手で柴犬の腹部をサポートして、もう片方の手で顎の下あたりをつかみ、しっかり固定します。
柴犬の子犬は、最初これをやると嫌がる可能性は高いですね。
でも毎日1日1回でもやるといいのですよ。
この「抱っこ」で、柴犬の子犬が飼い主さんがリーダーだと教えます。
柴犬は長時間集中力を持続することが苦手です。
この「抱っこ」も短時間の集中で5分以内でも十分ですよ。
そのうち抱っこ好きになって、ずっと抱っこしてもらいたい子もいますから注意してください注意してくださいね。
柴犬は可愛いんですけど抱っこは重いんですよ(笑)
初心者には柴犬は難しいのか
最初に狼のDNAと最も近い柴犬は主人と認めない限りは言うこと聞かないと言いました。
主人に従うという典型的な主従関係をしつけないとダメなんですね。
ちゃんとしつけられないと柴犬は、攻撃性や独立心が強い犬なんです!
ですから初心者には柴犬は難しいと言われてしまうんですね。
本当に柴犬をしつけるのは難しいのか
確かに柴犬は、攻撃性や独立心が強い犬です。
ちょっと前の家庭では犬は家の外で飼っていました。
柴犬くらいの攻撃性や独立心が強い犬は番犬にピッタリなんですね。
でも最近は犬を家の中で飼うことの方が多くなってきたと思いますよね。
生活のスタイルが変わってきたので、飼い主さんの方も柴犬の飼い方を変えなければいけないんですよ。
私が思うには、飼い主さんが甘いしつけや飼い方をして、しつけをされていない柴犬なだけだと思います。
飼い主さんに甘い飼い方された柴犬は、やはりトラブルが多い柴犬になってしまいます。
確かに柴犬は飼い主に従順な犬種と比較すると、しつけが難しい犬種です。
どうしても初めて犬を飼う方は、犬に対して甘くなってしまうので難しいと言われてしまうのでしょうね。
しかし頭のいい柴犬は飼い主さんの甘い飼い方ではなく、柴犬の要求を受け入れない強い意志でしつけられると分かるんですよ。
ですから柴犬は難しいのではなく、飼い主さんがしつけで絶対に折れない意志を持つことでしょうね。
本当に初心者に柴犬は飼いにくいのか
柴犬は、日本犬の気質として飼い主には最高に従順です。
またどんな犬種を飼っても、飼い方で犬の性格が決まってしまう事も事実なんです。
しかも柴犬は自分の方が上だと勘違いしたら、自分の要求をとおすために問題行動をとってしまいます。
しかし飼い主さんがしつけで絶対に折れない意志を持つことで柴犬は変わります。
子犬の時から社会化をしつけて飼い主さんが主人と分からすことで最高の犬になるんですよ。
私が言っていることは、べつに厳しいしつけをすると言っているのではないんです。
飼い主さんが「柴犬の良いリーダー」ではなくて「柴犬の良い理解者、飼い主さん」になることが一番なんですよ。
柴犬の世話を毎日して柴犬の体に触って変な所がないかチェック出来て、社会化を教えて近所に迷惑を掛けないだけで大丈夫なんです!
ですから私は、飼い主さんが初心者でも柴犬は飼いにくいことはないと思いますね。
また飼いやすい柴犬をとなるとオスとメスではメスの方がいいかもしれませんね。
絶対的ではないですが、メスの方がオスに比べるて性格が穏やかですし、攻撃的な性質が薄い個体が多いですよ。
まとめ
柴犬は飼い主さんを自分のご主人様と認めない限りは言うことを聞いてくれないトラブルになってしまう可能性が高い。
柴犬のしつけは、家に柴犬がやって来たその日から始めます。
子犬の頃からしつけをするのかは、性格がまだ確立されていないので犬も色んな事が学びやすい時期だからです。
家に慣れてきたら、子犬を社会化するしつけをしていきます。
子犬の社会化は飼い主さんといると楽しいことや、他の人間や犬が側にいても恐いことが起きないということを教えること。
「社会化のしつけ」は「ホールドスチール」と言われているもので、犬の背中と飼い主さんのお腹をくっつける状態を保つ方法から教える。
柴犬は難しいのではなく、飼い主さんがしつけで絶対に折れない意志を持つこと。
柴犬の世話を毎日して柴犬の体に触って変な所がないかチェック出来て、社会化を教えて近所に迷惑を掛けないだけで大丈夫なので、飼い主さんが初心者でも柴犬は飼いにくいことはない。
柴犬は日本人にとって昔から馴染みのある犬です。
洋犬とは違って柴犬は「ツンデレ」な所があります。
そんなところが、また犬好きにはたまりませんよね。
ぜひ柴犬と素敵な生活をしてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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