アキクサインコを手乗りにする方法を解説！ベタ慣れしてなつくのかについても

今、女性に大人気のアキクサインコというインコがいます。

中型インコでピンクのカラーはアキクサインコだけなんですよ。

ピンクの体色だけでも可愛いでしょう。

でもアキクサインコはそれだけじゃないんですよ。

アキクサインコは、鳴き声も小さくきれいな声でさえずるので、マンションでも安心して飼うことが出来るんです。

しかしアキクサインコはとても大人しいからか、ベタ慣れや手乗りになりずらい傾向があるんですよね。

今回は、とても可愛いアキクサインコを手乗りにする方法やベタ慣れしてなつかせる方法などを解説していきますね。

アキクサインコを手乗りにしてベタ慣れにする方法

ヒナから挿し餌で育てるとインコは手乗りになりますが、ある程度に成長したインコでも手乗りになります。

人懐っこいインコならば毎日のスキンシップで、かなりの確率で手乗りになります。

でもアキクサインコは、ベタベタとしたスキンシップは苦手なインコです。

しかし　諦めないでくださいね。

 

アキクサインコの習性を理解して、手乗りにする方法があります。

それは、アキクサインコは群れで生息して仲間と一緒にエサを食べる習性なんですよ。

その習性を利用して手乗りにしてベタ慣れにする訓練をして行きます。

この方法は手乗り崩れのインコでも同じ効果が期待できますよ。

アキクサインコと一緒にご飯を食べる

先ずは飼い主さんがご飯を食べるときに　アキクサインコと一緒に食べるようにします。

最初はケージを横に置いてご飯をたべます。

ある程度　その状況に慣れたらケージの扉を開けて一緒にご飯をたべます。

アキクサインコに仲間と一緒にご飯を食べている事を教えてあげてくださいね。

アキクサインコがあなたの事を仲間だと認識させてくださいね。

アキクサインコを透明のスプーンで手乗りにする

さあ、ここからがポイントですよ！　

慣れて来たら今度は、透明のスプーンでケージの中にいるアキクサインコにエサをあげます。

プラスチックの透明のスプーンも大事なアイテムです。

透明のスプーンは、スプーンと手の違いをハッキリさせないですからね。

最初は透明のスプーンの柄尻（えじり）を持ちます。スプーンの持つ所の端っこですね。

はじめは手をアキクサインコに近づけませんよ。

そしてアキクサインコも安心してスプーンからエサを食べるようになったら、徐々にスプーンの持つところを短くしていきます。

エサと手の距離をダンダンなくしていきます。

ベタ慣れになつく訓練

その状況にアキクサインコがまた慣れた時、今度はスプーンを手のひらに乗せてエサをあげるんです。

エサを入れているスプーンを完全に手のひらに乗せてアキクサインコと距離をゼロにします。

ここまできたら飼い主さんとアキクサインコの信頼関係は、かなり出来上がっていますよ。

 

今度はスプーンをなくして、手のひらにエサを置いて食べさせてあげます。

そして最終的に手のひらにアキクサインコを乗せてエサを食べさします。

この方法で成長したアキクサインコや手乗り崩れのアキクサインコも手乗りになりますよ。

時間をかけて仲良くなってくださいね。

この方法は時間がかかりますが、臆病なアキクサインコにはピッタリ訓練ですよ。

アキクサインコが仲間と思ってベタ慣れになる可能性は大きいですからね。

アキクサインコの特徴

アキクサインコはオウム目インコ科キキョウインコ属する鳥類の１種で学名はNeopsephotus bourkiiです。　

• 原産国

オーストラリアでオーストラリアの内陸部の森林・草地・荒野に群れで生息生息しています。

• 大きさ

オス・メスとも体長約２０ｃｍ位・体重約４０～５０ｇ位です。平均的にメスの方が一回り小さいですね。

• 寿命

中型インコの平均的な寿命で１０～１５年位です。今はエサが良くなってきているので15年以上のアキクサインコも多いですよ。

アキクサインコのカラーバリエーション　

• 原種のノーマルカラー

顔と背中はグレーで胸はグレーがかかったピンク色です。

羽根は黄色の縁取りがある黒色で尾は濃い青色という地味な色合いをしています。

自然界では目立たない保護色になっていますよ。　

女性に大人気のカラーはルビノー、ルチノー、ローズですね。

• ルビノー

目が赤く　体がピンク色で翼の端が黄色です。

• ルチノー

目が赤く　体が淡いピンクで翼が黄色です。

• ローズ

目が黒く　体はピンク色で翼の端が黒色です。

とても愛らしい色合いをしているので、女性に人気があるのが分かりますね。

私が個人的にはローズが一番好きですね。

 

アキクサインコのお迎え価格は、ショップ・時期・手乗りなど懐き具合で変わりますがノーマルカラーが１５０００～２００００円・色変わりが２００００～３５０００円位です。

アキクサインコの性格

アキクサインコは、インコ中でもトップクラスで穏やかな性格をしています。

インコは物をかじる習性があるのですが、アキクサインコにはその行動がみられず大人しいです。

私が飼っているオキナインコは、買って来たばっかりの椅子をかじってくれましたね（泣）

「おまえーっ　なにしてくれるねん！（怒）」ってなりましたからね。

アキクサインコだったら、こんなことは起きないと思いますよ。

アキクサインコは静かにのんびりと飼い主さんと過ごすことを好みます。

しかしベタベタとしたスキンシップは苦手なんですよ。

でも個体によっては先程の訓練でベタ慣れになつく個体もいますよ。

飛ぶことが得意

また穏やかな性格ですが、飛ぶことは得意なインコです。

ケージの中では大人しくしていますが広いスペースでは、力強く羽ばたきを見ることが出来ます。

そのギャップが魅力の一つですね。

飛ぶ姿はカッコイイですね。

アキクサインコの鳴き声

アキクサインコの鳴き声は、きれいな声でさえずります。

声の大きさは、小さめ目ですね。

個体差はあるのですが、マンションでも苦情が出ないセキセイインコよりも鳴き声は小さいと思いますね。

可愛らしい高めの声でさえずるので、マンションとかの集合住宅でも十分飼えるとおもいます。

アキクサインコの活動時間

日中は静かにしていて夕方から活動するインコです。

飼い主さんがお仕事から帰って来た頃ぐらいから活動するので、一緒にまったりとした時間を過ごすとアキクサインコは喜びますよ。

この習性は、原産国のオーストラリアが日中は暑いので夕方から夜にかけて活動するからです。　

そこからNight Parrotと呼ばれたりします。

アキクサインコの飼い方

アキクサインコを飼うのに必要な物

• ケージ

可愛くて穏やかなアキクサインコは、ケージの中では大人しく大きなケージでなくてもいいです。

しかしアキクサインコの尾羽は長いので高さがあるケージがいいでしょう。

ケージの高さが足りないと尾羽が擦れてしまいますよ。

• エサ入れ・水入れ・止まり木

ケージの中にエサ入れ・水入れ・止まり木を設置します。

おもちゃは、かじる習慣がないインコなので無くてもいいでしょう。

ケージの中はシンプルにすること

アキクサインコは、すごく臆病なところがあります。

大きな音や突然の眩しい光でパニックを起こす可能性があります。

パニックになるとバタバタとケージ内を飛び回り怪我をする場合がありますよ。

オカメインコのオカメパニックと同じですね。

ですからケージの中は怪我をしないようにシンプルにレイアウトしてあげてくださいね。

余計な物は入れないほうがいいと思いますよ。

アキクサインコのエサ

アキクサインコのエサは、ヒエ・アワ・キビなど数種類の種子類が入った混合シードや総合栄養食のペレットを与えてください。

混合シードの方がインコは好きですが今はインコの体を考えて総合栄養食のペレットをすすめるショップも多いですね。

また反対に自然の混合シードをすすめるブリーダーさんもおられます。

混合シードの場合は、副食に青菜類・おやつとして少量の果物・ボレー粉など体にいい物をバランス良く与える必要がありますよ。

総合栄養食のペレットならばペレットだけで十分な栄養バランスがありますね。

混合シードやペレット関係なく放鳥時にの一緒に過ごす時間に、おやつの果物をあげるのは至福の時間になりますよ。

温度管理

アキクサインコは、基本的に丈夫なインコですが暖かい気候のインコなので寒いのが苦手ですよ。

夏の暑い時期はエアコンで空調管理して寒い冬は保温器具で温度管理をしてあげてくださいね。

温度の目安は、２０度～２５度位です。

どんなペットの飼育でも温度管理は、飼育が上手くいくか・いかないかのポイントなのでしっかりとしてあげてくださいね。

まとめ

アキクサインコは飼い主と一緒にご飯を食べて訓練をすると手乗り崩れでも手乗りになります。

ベタベタしたスキンシップは苦手ですが飼い主さんとまったりとした時間を過ごすことが好き。

アキクサインコはオーストラリアが原産国。

体長は２０ｃｍ位　体重は４０～５０ｇ位の中型インコ。

寿命は１０～１５年位。

カラーバリエーションは、ノーマルカラー　ルビノー　ルチノー　ローズの種類があります。

アキクサインコの性格は穏やかで大人しです。

鳴き声は可愛くてきれいな声さえずりで、音量は小さくマンションでも飼える可能性が高いです。

 

アキクサインコは、可愛くて穏やかな素晴らしいインコです。

ぜひ、アキクサインコとまったりとして落ち着いたインコライフを過ごしてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

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