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セミの羽化を見られる時間帯はいつ?幼虫から成虫になるまでの経過を観察!

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夏休みの虫捕りで一番手軽に親子で楽しめるのは、セミ取りですよね。

カブトムシやクワガタとか捕りに行くよりもハードルが低くて簡単です。

でも今回は、セミ捕りではなくセミの羽化をお子さんと一緒に観察出来る方法を詳しく解説していきますね。

セミの幼虫の羽化を観察

セミ捕りは、夏休み期間に皆さん経験した事があると思います。

虫捕り網と虫かごを持ってセミを見つけて「それ!」って虫捕り網をセミに被せて失敗したらセミにオシッコをかけられて悔しい思いをされたこともあると思います(笑)

セミ捕りは、簡単で楽しい昆虫採集ですよね。

子供たちとの楽しい夏休みの思い出にもなります。

でももっと感動することをしてみませんか?それはどんなことかと言うとセミの羽化をお子さんと一緒に観察することなんです!

ではセミの羽化をお子さんと一緒に観察する方法を解説していきますね。

セミの幼虫はどこにいるのでしょう?

セミは鳴いているのでどこに居るのかは、鳴いている方に行けば見つけられます。

それではセミの幼虫はどこにいるのでしょう?

答えは、土の中に居ます!

「え?土の中やったらわからへんやん!」と思うパパさんママさんは沢山おられるでしょうね。

大丈夫です!簡単に見つけられますよ。

目印があるんですね。それはセミの抜け殻です。

神社とか行くと至る所にセミの抜け殻がありますよ。

セミの抜け殻がたくさんある所の地面をよく見てください。

直径1.5㎝位の穴があるはずです。

その穴がセミの幼虫が住んでいた穴なんですよ。

よく見るとセミの幼虫が住んでいる穴とセミの幼虫がもう出てしまった穴がありますよ。

幼虫が出てしまった穴はハッキリとしていますが、住んでいる穴はまだ開いていないです。

上の写真でハッキリしている穴には幼虫はいませんし、他の虫(ムカデなど)の住処になっている場合があるので気を付けてくださいね。

羽化する当日の夕方に2~3ミリの穴が開いて辺りが暗くなってから出て来るんですよ。

セミの幼虫を捕まえる方法

セミの幼虫を捕まえる方法は、幼虫が住んでいる穴に棒を入れて釣り上げる方法があります。

この方法は幼虫が住んでいる穴が分からないと捕れないので始めは難しいかもしれません。

確実に捕まえるコツは、セミの抜け殻がたくさんあって地面にもセミの穴がたくさんある所をチェックしておきます。

そして夕方に2~3ミリの新しい穴が出来ているのを確認してから、夕方から晩にかけてもう一度幼虫が出て来ていないかを見に行くんです。

夜の9時くらいに見に行くとセミの抜け殻がある辺りや木の根元に幼虫がゆっくりとゴソゴソと動いています。

これがセミの幼虫です。ずんぐりむっくりで可愛いでしょう。

セミの抜け殻は見たことがある方はおおいですが、中身が入っている幼虫を見たことがある方は少ないと思います。

動きはゆっくりなので見つけたら簡単に捕まえることができますが、暗いので地面とか木の根元などをよく見て探してくださいね。

私はセミの幼虫はウルトラセブンのカプセル怪獣のミクラスに似ているので凄くかわいいなと思います。

50代のおじさんなら分かるかもしれないですね(笑)

懐中電灯で足元や木の根元を照らしながら、注意深く探してここで捕まえる方が確実だと思いますよ。

セミの幼虫を捕まえる時の服装と持っていくもの

晩に虫捕りをする時は必ず長袖、長ズボンの服装を着てくださいね。

その服装の上から虫よけスプレーをしっかりしてください!

昼間と違って晩の蚊などのアタックはすごいですからね。

蚊以外にも結構虫がいます。カメムシやムカデやゴキブリなどお会いしたくない虫がいるんですよ(笑)

「ミミミッ」と鳴きながらセミも飛んできますよ。

暗くてあまり良く見えないのでセミが飛んでくるとチョットびっくりしますね。

足元が良く見えないので懐中電灯を必ず持って行ってください。

携帯電話のライトでは光の明るさが足りないのと、しっかり握ってないと落とす場合が多いですよ。

何故かというと、先程のお会いしたくない虫やセミが飛んで来たら「うわっ!」となってビックリするからです(笑)

 

セミの羽化はいつするのか

セミの幼虫が羽化するのは朝早くとよく思われていますが晩の方が多いですね。

晩から羽化をして朝には飛べるようになっていないと鳥などの捕食者に狙われるからだと思います。

土の中から出て来て羽化しはじめて3時間くらいで幼虫から成虫になります。

上の幼虫が羽化して3時間くらい経ったのがこんな感じになります。綺麗でしょう!

3時間くらいで羽根が伸びて綺麗なセミになりますが、羽根がまだ固まっていないので朝になるまでジッとしています。

朝の時点でまだ体と羽根が白いままだと目立つので、夜が明けて明るくなるまでには体と羽根が硬くなっていますよ。

先程の羽根が白いセミが朝6時前の時点でこんな感じになって、いつでも飛び立てるアブラゼミになりました。

白い方がキレイですけど鳥なんかにすぐ見つかって食べられてしまいますから保護色のこの茶色がいいんですよ。

家の中でおすすめの観察場所

捕まえたセミの幼虫を羽化させて観察しやすい場所が家の中で2か所あります。

どこかというとカーテンと網戸です。

どちらとも幼虫の足が引っかかりやすいからなんですね。

私がおすすめするのはカーテンの方ですね。

網戸にしたら窓を開けるのでクーラーが効きにくくなって長時間の観察がしんどくなります。

涼しくして観察すると観察も楽ですし、夜なので窓を閉めていると防犯的にも安心できますからね。

セミの羽化の変化と時間帯を詳しく解説!

まず捕まえたセミの幼虫を羽化させる場所を決めます。観察しやすい場所がいいと思います。

皆で観察するならリビングのカーテンで観察すると家族で出来ますよ。

場所が決まったら最初にセミの幼虫をカーテンに引っ掛けます。

神社で見つけて家のカーテンに引っ掛けたのが夜の9時半くらいです。

セミの幼虫がノロノロとカーテンを上がっていきます。

嬉しくて「がんばれー!」とか騒ぐとセミの幼虫が警戒しますから出来るだけ静かにして観察して下さいね。

羽化を見るなんて神秘的でテンション上がりますもんね、気持ちはわかりますよ(笑)

部屋の照明も少し暗くしてあげると、さらにいいですよ。

セミの幼虫はある程度カーテンを登ると動かなくなります。その場所で羽化がはじまりますよ。

今、夜の10時過ぎです!頑張ってます!

動かなくなったら30分位経ってから背中が割れて白いせみの本体が出てきます。

セミなのですが出てくる体勢がエビ反りなんですよ(笑)

そのエビ反りの体勢のまましばらく動かないんです。大丈夫かなと思って触ってはダメですよ。

次の動きは、エビ反りの体勢から腹筋を使って抜け殻にしがみ付きます。

腹筋があるのか分からないですが腹筋う使ったように体をグンと前屈するんですよ。

最初から、ここまで来るのに1時間半くらいかかりました。夜の11時過ぎです!見ていてハラハラします。

抜け殻につかまって今度は羽根を伸ばしていきます。クシャクシャになっている羽根をピーンと時間をかけて伸ばしていきます。

羽根を伸ばせない所で羽化してしまうと羽根がクシャクシャのまま固まってしまうので注意して下さいね。

私は小学5年生の時にセミの幼虫を羽化させることに失敗して羽根がクシャクシャになりました。

セミに悪い事したなぁと罪悪感で悩んだことを覚えています。

羽根がピーン綺麗に伸びるまで1時間前後かかりました。夜の12時過ぎです!ここまで来ると少し安心ですね。

羽化したては、真っ白でとても神秘的ですよ。

セミがしっかり掴めて羽根を伸ばせる場所であれば羽化を失敗する事はないと思いますよ。

羽化が成功して時間が経つにつれて羽根の色がダンダン変化してきます。

体と羽根が徐々に硬くなって来ているんですね。

夜中の2時です!まだ完全ではないですが色が付き始めています。最初からは4時間半くらいかかりました。

ここまで来たら羽化はほぼ成功です!朝までセミも動きませんから寝ても大丈夫ですよ。

朝になったら完全に羽化成功したセミと対面して下さい。感動しますよ!

まとめ

セミの幼虫は土の中に居ます。

見つけ方はセミの抜け殻がたくさんあり、地面にセミの幼虫の穴もたくさんある所をチェックします。

夕方にチェックした地面に2~3ミリの穴があればそこから幼虫が晩に出てきます。

捕まえたセミの幼虫を羽化させる場所はカーテンか網戸が適しています。

羽化が始まって3時間くらい経つと綺麗なセミを見ることができます。

セミ捕りで楽しい思い出を作りセミの幼虫を羽化している所を観察して感動する思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

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