サワガニの寿命を伸ばす飼育は?エサの種類やあげ方について解説
小川がある所でキャンプやバーベキューをした時、小川でサワカニを捕まえたりした事ありません?
私は必ず小川で何かいるかなと探してしまうんですよね。
生き物が嫌いなママさんにとっては、サワカニもクモみたいで苦手かもしれませんね(笑)
またお子さんが捕まえたサワガニを「どうやって飼ったらいいの?」思ってしまいます。
しかもそのサワガニは、ちゃんと飼えば結構寿命が長いんです。
なので今回はサワガニの寿命を伸ばす飼育と脱皮失敗を防ぐ水の量や水換えについて解説しますね。
目次
サワガニの寿命
サワガニの寿命は結構長くて10年以上生きることもあるんですよ。
つい最近まで私が飼っていたサワガニやザリガニは5年位生きていました。
でも最初の頃はすぐに死なせてしまってばかりでしたね。
その時はサワガニはそんなに長生きしない生き物とばかり思っていました。
しかし何回か、飼っていくうちに長生きしていくので調べてみました。
そしてサワガニは10年以上生きることが分かりました。
飼い方次第でちゃんと長生きしてくれるんですよ。
サワガニの寿命を伸ばす方法
せっかく飼い始めたサワガニを長生きさせる飼い方はあるんですね。
最初は気持ち悪いと思っていても、飼ってるうちに情がわいてきて可愛く思いますよ(笑)
ではサワガニの寿命を伸ばすコツを説明しますね。
一番大事なコツはこまめな水替えです。
なぜかと言うとサワガニは川の上流域など、水の澄んでいるきれいな川などに生息しています。
サワガニは汚い川では生きていけないんですね。
だからこまめな水替えをして、きれいな環境にしてあげるんですよ。
それと川の上流域は水温が低いですよね。
なのでサワガニは日本全域で生息していますが、暑さには極端に弱いんです。
逆に寒さには非常に強いので冬場の管理は気が楽ですよ。
ヒーターをつけなくても大丈夫ですからね。
寒さに弱い生き物だと水温など温度をしっかりしないとダメですからね。
あとサワガニなどの甲殻類は、薬剤にむちゃくちゃ弱いんです。
飼っている部屋などで殺虫スプレーや蚊とり線香などを使うと死んだりすることもあるんですよ。
だからサワガニの寿命を伸ばすコツは薬剤をそばで使わない事ですね。
サワガニの寿命を伸ばすのに注意すること
サワガニをプラケースで飼育している時に注意することがあります。
それは脱走です!
サワガニはホンの小さな隙間からも脱走しますよ。
ブクブクのエアレーションのホースやコード等を上って脱走するんです。
ほんとに忍者みたいですよ。
私は自分が開業している整骨院でサワガニとベンケイガニを飼ったことがあるんですね。
そうしたら逃げる逃げる。
脱走しまくりでした。
患者さんが「先生、ここにカニいるで」ってな感じで見つけてもらったりしましたから(笑)
整骨院にカニがいる時は、まず最初にカニの数を確認していましたからね。
それくらい簡単に脱走しますから、蓋などの隙間は必ずふさいでくださいね。
サワガニの寿命を伸ばす置き場所
先ほどサワガニは暑さには極端に弱いと言いました。
サワガニは暑さには極端に弱いので飼育場所を間違うと一発で死んでしまう可能性があるんですよ。
私はやったことがあるので、このブログを読んでいる方は間違わないで下さいね。
まずサワガニの飼育場所は、風通しのよくて涼しいところに置くのが一番です。
玄関内の涼しい所などもいいですね。
えっ暗くてもいいの?と思っておられる方も居られると思います。
でも大丈夫なんです。
なぜかと言うとサワガニは、小川の石の下などによく隠れていますからね。
だからそんなに明るくなくていいんですよ。
よく間違うのは直射日光が当たったりする明るい窓際にサワガニのプラケースを置いてしまう事なんです。
明るい所に置いて観察とかしたい気持ちは分かります。
でもそれをしてしまうと水温が上がって茹でガニになってしまうんです。
またプラケースを照らす照明のライトもつけないで下さいね。
ライトの熱で水温が上がってしまうのでサワガニが弱ってしまいますからね。
また冬はプラケースの水を少な目にして気温の変化の少ない所がいいですね。
室内であれば水も凍らないので、そのままいつもと同じ様に飼っていても大丈夫ですよ。
サワガニの飼育
ではサワガニの寿命を伸ばすコツは解かったけど、実際にどんな風に飼うのかまだ分からないですよね。
たいていの方は、サワガニの置き場所のことで小さいプラケースを使うんです。
でもサワガニは、小さいですが意外と運動量が多いんですよ。
だから20cm以上ある大き目のプラケースを使うことをお勧めしますね。
サワガニは湿った陸上で暮らしていることの多いので、ずっと水に浸かりっ放しの環境はあまりよくないんですよ。
なのでプラケースの2/3くらい陸場を小さめの砂利などで作り、後は水場にします。
そして水場の水は、3日に一度ぐらいに変えて清潔な環境を保ってあげるんです。
しかしサワガニの大きさが1cmにも満たないような赤ちゃんの場合は水場だけがいいですよ。
サワガニのな赤ちゃんは陸に出たら弱ってしまうので水場だけ飼う方がいいですね。
その場合はブクブクと泡が出るエアーレーションをして水中の保存酸素量を増やしてあげてください。
そしてそのプラケースに入れるサワガニの数ですね。
たくさんサワガニを入れすぎると共食いの可能性ありますし、水も早く汚れてしまいます。
なので2~3匹くらいが、ちょうどいい数ですね。
サワガニのエサ
基本サワガニは何でも食べます。
大げさに言うと、人のご飯の残り物でもオッケーです(笑)
分かりやすいエサなら市販のザリガニの餌やクリル等を少量与えると栄養バランスもあるのでお勧めですね。
でもサワガニは何でも食べますよ。
ご飯粒、しらす、にぼし、うどん、ソーセージ、ドッグフード、鶏肉、カマボコ、鰹節などです。
何でもいける口でしょう(笑)
またサワガニは意外と植物食性の強いカニなんですよ。
なので小川などの自然下では広葉樹の落ち葉も食べています。
だから水草も食べますから水草も入れておくといいですね。
サワガニのエサのやりかた
サワガニは何でも食べますが、じつは警戒心がものすごく強いんです。
だから飼っている人の手からエサを食べるなんてしませんよ。
手から食べてくれたら嬉しいですし、可愛いですけどね。
でもこれはサワガニにはストレスになりますからお勧めはしないですね。
サワガニにエサをあげる方法で一番いい方法は夕方や晩にあげることですね。
プラケースの中の陸地にエサを放置しておくんですよ。
サワガニは夜行性なので夜にエサを食べるんですね。
そして次の朝に、食べ残しを取り除くんです。
この方法にすると水も汚れ方がマシになりますよ。
まとめ
サワガニは小さい体でも意外と寿命が長い生き物です。
飼育する水を常に綺麗に保って温度管理をし、サワガニの飼育環境を整えると10年くらいいきます。
サワガニはエサは何でも食べますが、夜行性なので夜にエサをあげるといいです。
お子さんと一緒に捕ったサワガニは小さいですが、思い出はいっぱい詰まった生き物です。
ぜひお子さんと楽しんで世話をしてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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