猫のかぎしっぽの種類や意味は!曲がっている原因と痛みついても解説
猫ってしっぽで感情を表したりしますよね。
犬も嬉しい時とかブンブンしっぽをふりますが(笑)
猫のしっぽの振り方って微妙な感じがするんですよね。
でも、そのしっぽをよく見たら曲がっている猫って多いんですよ。
なんか気になるので調べてみました。
今回は猫のかぎしっぽの種類や意味などや、かぎしっぽの原因と痛いのかについて解説しますね。
目次
猫のかぎしっぽの種類や意味
日本の猫は、どうして短かったり曲がったしっぽが多いのでしょう。
不思議ですよね。
また私が興味深いなぁと思ったのは、かぎしっぽという言い方ですね。
大抵の動物が変わった形をしていたら奇形と言われてしまいます。
でも猫のしっぽの形がポキっと折れてるのをかぎしっぽという絶妙なネーミングセンスですね。
日本の猫はこのかぎしっぽが多かったので、その猫の個性と思ったから奇形ではなかったんでしょうね。
またこの個性的なかぎしっぽには、形の種類や意味があるんですよ。
ではどんな種類があって、どんな意味があるか説明しますね。
猫のかぎしっぽの種類
猫のしっぽの一般的な形は、30㎝くらいの真っ直ぐな長いしっぽがよく見られますね。
それとは違う形の尻尾でかぎしっぽがあります。
猫のかぎしっぽは、一般的には短くてクルッと丸まっていたり、途中でカクっと曲がてっる尻尾ですよ。
昔は「尾曲がり猫」と言われていたみたいですね。
かぎしっぽの種類は、色々な形がありますよ。
- かぎしっぽタイプ:しっぽの先が折れ曲がっていたり、ねじれてたりしています。
- 短尾タイプ:しっぽが途中で切れたように短いです。
- お団子しっぽ(ボブテイル)タイプ:しっぽが丸くカールしています。
大きく分けると以上の様になりますね。
猫のしっぽだけ見ても、まっすぐや、短くて丸い、また曲がっているなど様々な形があって個性豊かですね。
猫のかぎしっぽの意味
以前に私が読んでいた宮部みゆきさんの小説で「かぎしっぽの猫は縁起がいい」って言うフレーズがあったんですよ。
なんで縁起がいいのかなと思ったんですね。
昔から日本では、猫のかぎしっぽは幸運を呼ぶと言われているんです。
それは何故かと言うとしっぽの形に意味があるんですよ。
かぎしっぽは、カクって曲がってますよね。
ここがミソなんです。
このカクっと曲がっているしっぽで、幸せを引っかけてくるそうです。
またかぎしっぽを鍵にたとえて、幸せの扉を開けてくれるといわれているんですよ。
私は変形したしっぽの形をいい方に考えて、長所にする発想がすごく良いと思うんです。
それだけ猫は、日本人に大事されてきたのでしょうね。
猫のかぎしっぽのの原因と痛いのか
では、どうしてかぎしっぽの猫が日本に多いのでしょう。
それには理由があるんですよ。
理由は日本の猫のルーツと日本ではの言い伝えからによるものが係わってきます。
日本の猫にかぎしっぽが多いのは、基本的には遺伝的なものとされているんですね。
そしてかぎしっぽの遺伝子を持った猫の種類は、東南アジアに多く分布しているんです。
その猫たちが貿易船に乗って日本に入ってきた訳なんですよ。
またその貿易船が長崎県と交易していたので、今も長崎県の猫のかぎしっぽ率は80%にもなるそうです。
ではその遺伝的な原因と言い伝えからの原因を説明しますね。
猫のかぎしっぽのの原因
貿易船に乗って日本にやって来た猫の遺伝子には、マンクスという猫が持つT-BOXと呼ばれる遺伝子があります。
その他にジャパニーズボブテイルやアメリカンボブテイルが持つHES7の遺伝子なども考えられていますね。
分かりやすく説明するとボブテイルはお団子のしっぽですから、日本とアメリカのお団子しっぽの猫です。
これらの猫達の遺伝子が、かぎしっぽの遺伝的な原因と考えられています。
話が少し脱線しますね。
マンクスの遺伝子と言われても、マンクスってどんな猫と思うでしょう。
じつはマンクスと言う猫はしっぽが無いんですよ。
このしっぽがないマンクスには面白い伝説があるんです。
この話は面白くて私はマンクスが好きになりました。
どんな伝説かと言うと、ノアの箱舟に最後に乗り込んだ生き物がマンクスなんです。
扉を閉めてノアの箱舟が出港する時に、その扉にしっぽが挟まって切れてしまうんですね。
そこからマンクスはしっぽがない猫になるんですよ。
あと日本の言い伝えで長いしっぽを持つ猫が、猫又という妖怪になると信じられていたんです。
そのため短いしっぽや、かぎしっぽの猫が好まれたんですよ。
そこから短いしっぽや、かぎしっぽの猫を好んだために積極的に繁殖されてたんですね。
でも猫って化け猫とか猫又とか妖怪になる話が多いですよね。
反対に犬が化け犬とか犬又になる話は全然ないのに(笑)
それだけ猫は神秘的な所があるのでしょうね。
後天的にかぎしっぽになる原因
先程は遺伝的な原因と言い伝えからの原因を説明しました。
でもかぎしっぽになる原因で後天的なものがあります。
何かと言うと事故なんですね。
ドアにしっぽを挟んでしまうとか、しっぽを踏まれるなどがあります。
また交通事故などの怪我が原因する場合もあるんですね。
この交通事故などの重症な場合は、後ろ足がもつれてうまく歩けなかったり排便や排尿がうまくできなくなります。
重症な症状がある時は、すぐ獣医に診察をしてもらってくださいね。
猫のかぎしっぽは痛いのか?
もしかぎしっぽを知らなかったらカクっと折れているかぎしっぽを見たら気になりますよね。
折れて痛いのかと思ってしまうでしょうね(笑)
でも遺伝性のかぎしっぽは、特に痛みなどの症状はないと言われています。
しかしかぎしっぽは痛みはないらしいのですが、よく物にひかっかるみたいですね。
さすが幸せを引っかけてくるだけの事はあるんですよ(笑)
また猫のしっぽは脊髄とつながっているので非常に敏感な所なんですね。
だからほとんどの猫は、しっぽを触られるのを嫌がるんですよ。
ましてかぎしっぽは、先端の骨自体が折れ曲がったり変形しているので、痛みはないですが余計に敏感らしいです。
まとめ
猫のかぎしっぽは、遺伝的な原因で曲がっていて痛みはないそうです。
そのかぎしっぽは幸せを引っかけてくると言われていて縁起がいいとされています。
昔から猫は人の生活に溶け込んでいて、縁起がいいとか妖怪になったりとか魅力が溢れていますよね。
そんな魅力的なかぎしっぽの猫が、幸せを引っかけて来たら毎日が楽しいでしょうね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
猫好きの人にシェアしてこの情報を届けませんか?
記事が参考になったという方は
FBなどで「いいね!」もお願いします^^!