男性がヘアードネーションをする方法を解説!髪の毛の長さについても
ヘアードネーションってご存じですか?
最近、有名人や芸能人の方が自分の髪の毛をウイッグを作るために寄付されて認知されてきましたね。
私も3年間髪の毛をヘアードネーションをするため40センチ伸ばしてこの前寄付してきました。
私がヘアードネーションする為にどうしたらいいのか調べてみました。
男性にヘアードネーションを薦めるのは男性の髪の毛はコシがあってウイッグには向いているそうです。
この記事で男性のヘアードネーションが増えばいいなと思っています。
目次
ヘアードネーションってどんな事するのか
そもそもヘアードネーションってどんな事をするのか知らない方が多いですよね。
ヘアードネーションは1997年にアメリカの団体Locks of Loveが法人として建ち上がりました。
ヘアードネーションは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故など何らかの事情で頭髪を失った18歳以下の子ども達のために、寄付された髪の毛でウィッグを作り完全無償提供する新しいチャリティーなんです。
日本では2009年にNPO法人Japan Hair Donation&Charityが活動を開始してますよ。
しかし日本におけるヘアドネーションの認識はまだまだ低いんです。
有名人や芸能人の方が自分の髪の毛をウイッグを作るために寄付されたり、ドキュメンタリー番組などの影響でやっと少しずつ認知されてきましたね。
まして病気や闘病の過程で髪を失った人達に提供する医療用かつらは、以前と比べて人工毛の品質が良くなりましたが、やはり人毛のウィッグが好まれますね。
太陽光があたると人工毛と人毛のウイッグは分かるみたいですね。
特に女性の方は分かるみたいですよ、よく見てますから。私を含めて男性みたいにボーっとしてしてないですからね(笑)
しかし人毛で作られたウィッグはすごく高いんです。
オーダーメイドのウィッグを作ると10万円以上かかったりしますからね。
だからこれから日本もドンドンとヘアードネーションが認知されて、子ども達のためにウイッグが寄付出来る様にしていくべきですよね。
男性のヘアードネーションをする一連の流れ
しかしヘアードネーションをしよう決意して髪の毛を伸ばして「さあ、髪の毛を寄付しよう!」と思った時どうしたらいいの?
こういう疑問が最初に頭に浮かびますよね。私はそうなりましたよ(笑)
私は、NPO法人Japan Hair Donation&Charity(通称:JHD&C,ジャーダック)に賛同しているサロンに行って髪の毛を寄付しました。
ヘアードネーションの仕方は色々とありますから調べて自分にあったやり方を選ぶといいですね。
賛同サロンでヘアードネーションする
私がしたやり方はヘアードネーションの賛同サロンで髪の毛を切ってもらい寄付しました。
ヘアドネーション賛同美容院を見つけるにはヘアドネーションを行っているNPOのサイトから賛同美容院を検索するとすぐ見つかります。
今の時代はネットワークが発達してますから簡単にみつかりますよ。
50歳すぎのおじさんにはすごい時代だなあと思います(笑)
そして賛同サロン予約の時に必ず「ドネーションカットをしたい」と伝えて、料金などを確認するんです。
ヘアドネーションカットにも料金がかかりますからね。
賛同しているサロンで髪の毛を切ってもらって寄付する方法が一番簡単で確実ですから、この方法がお勧めですね。
賛同サロン以外での方法
賛同サロン以外での方法もありますよ。
それは自分で切るんです(笑)
お近くにヘアードネーション賛同サロンがない場合もありますからね。
でもこれは後でヘアードネーションの条件を書いていますから読んでもらったら分かりますが少しハードルがあがりますよ。
ロングヘアの女性なら自分でもカットして、カットした髪の毛をヘアードネーションの団体に送れると思います。
男性が自分でするヘアードネーションは難しいと思いますよ。
しかもカットの仕方もあって、ただカットした髪の毛を送るだけではダメなんです。
せっかくの髪の毛が無駄になるのは、余りにももったいないですからねぇ。
ちゃんと条件を満たしてカットしてヘアードネーションをされるといいと思います。
自分でカットした後に行きつけのヘアーサロンに行ってヘアースタイルを整えてもらうのも一つの方法ですね。
髪の毛の長さなどヘアードネーションの条件
ヘアードネーションは、ただ髪の毛を送るだけではウイッグは作れないんです。
ヘアードネーションをするのには条件があるんですよ。
条件は各団体で多少違いがありますが私が寄付したJHD&Cの条件は以下の通りです。
- 31cm以上の長さがあること
髪の長さは31cmから受け付けされています。
31日センチは頭をすっぽりと覆う全頭用ウィッグに用いる毛髪の世界的な基準「12インチ」をセンチメートルに換算した数字なんです。
でも31センチがウイッグの長さになるのではなく、抜け落ちなくする様に毛髪を半分に折り返して植え付けるので、約15センチの長さのウィッグになるんですよ。
- 髪が完全に乾いていること
ヘアードネーションした髪の毛が湿っていると移動中に繊維が痛みやすいし、カビなどが繁殖すると周囲の髪もまとめてダメージを受けてしまいます。
よく間違ってされることは、気を利かせてシャンプーしてからヘアードネーションされるのですがシャンプーをすると乾いていない髪の毛もあるんですね。
ですからヘアードネーションするときはシャンプーをせずにヘアードネーションした方が理想的なんですよ。
- 切り口を輪ゴムでしっかりまとめてあること
切り口を輪ゴムで止めて切り口を揃えておくと、髪の毛の長さが保証出来て処理も簡単になるからです。
また紐で縛ると途中でほどける可能性があるのでゴムが良いそうですよ。
ヘアーサロンや自分でカットする時でも髪が多くて毛束が太い場合は、いくつかにブロッキングしてから切ると長さが保証出来て処理も簡単になるそうです。
- 髪束は同一人物ごとにまとめること
数人でヘアードネーションする場合は、他人の髪の毛と一緒にまとめて束ねないで個人ごとに束を作るこうが処理をしやすいそうです。
ヘアードネーションを男性にも薦める理由
どうして私が男性にもヘアードネーションを薦めるのかと言うとJHD&Cは年齢・性別・国籍も問われていないんですね。
だから、おじさんの私でも大丈夫なんです。
ヘアーサロンの方に言われたのですが、男性の髪の毛はコシがあってウイッグに適してるそうですよ。
聞きましたか男性諸君!ロン毛にしている男性で、もし髪の毛を切ろうかなと思っていたらヘアードネーションも一度考えてみて下さいね。
あなたの髪の毛が必ず役に立ちますよ!
また白髪や癖毛、天然の癖毛以外にもパーマヘアヘアドネーション可能なんです。
しかもカラーやブリーチをしていても、多少のダメージがあってもいいんです!
それはジャーダック側でウィッグを作る際に一旦トリートメントやストレートパーマ、カラーリングを施して均一な髪のコンディションにするからなんです。
ただし、引っ張ると切れてしまうような極端なダメージヘアではウイッグをつくれないのでダメだそうです。
ヘアードネーションの寄付の仕方
子供たちへのヘアードネーションの寄付は人それぞれのかたちで出来ますよ。
人によってはお仕事の関係で髪の毛を伸ばしたり、また切ることが出来ない方もおられますよね。
また私みたいなオジサンの男性では、髪の毛がうすくなった方もおられますからね(笑)
髪の毛だけがヘアードネーションの寄付ではなくて「募金」というかたちで支援が出来ますよ。
さらに募金つきのプロダクトがありJHD&Cから販売されているシャンプーなど購入すると商品価格の一部がJHD&Cに寄付出来ます。
ヘアードネーションの必要性
私がヘアードネーションを決意して31センチ以上伸ばすのに3年間かかりました。
今までスポーツ刈りのオッサンがロン毛にするんですから周りからは、何だかんだと言われますよ(笑)
ましてリンスやトリートメントの仕方も知らなかったから痛んだ髪を切ったりもしましたからね。
自分の毛なんですけどヘアードネーションをするので自分の毛じゃないんですよね。だから髪の毛をものすごく大事にしました。
そのかいあってヘアードネーションが出来ました!
今回ヘアードネーションをして40センチ以上あった髪の毛が全部なくなりました。
この髪型だけなら高校野球にも出れそうですし、お寺の住職にもなれそうです(笑)
3年間髪の毛を伸ばし続けて、いっきにツルツルの丸坊主にしたので寒いですね。
コンっと少し頭をぶつけただけで泣きそうになるくらいいたいですよ。
髪の毛が頭を守ってるのがよく分かりましたね。
この話はオジサンの私だから笑えるんですよ。
これがヘアードネーションのウイッグを申し込む子供たちならどうでしょうか。
小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故など何らかの事情で頭髪を失った18歳以下の子ども達は病気やケガで体はしんどいです。
まして髪がないことによって周囲から偏見の目で見られたり、心無い言葉や態度でいじめられたり傷つけられたりされる場合があります。
その子供たちが精神的ストレスやコンプレックスを持ってしまったり、気持ちのあり方を大きく左右するといっても過言ではないのも事実なのです。
ヘアードネーションの活動がもっと世間に知れ渡りヘアードネーションで寄付されたウイッグを「無償」で渡すことができたら、子供たちが少しでも気持ちよく毎日を送れることができるのです。
何らかの事情で頭髪を失った18歳以下の子ども達が笑顔になることは、その親たち、兄弟、家族が笑顔になるんです!
多くの人たちを笑顔に出来るヘアードネーションの必要性は大きいと思います。
ヘアードネーション後にカードとリボンが届きました。
私の髪の毛がちゃんと届いたんですね。良かったなあ。
このカードの絵でも分かりますが髪の毛がない子供たちが喜んでるでしょう!
ヘアードネーションがこれからドンドン広まって子供たちや周りの方たちが笑顔になる様にしたいですね。
まとめ
ヘアードネーションは1997年にアメリカの団体Locks of Loveが法人として建ち上がりました。
ヘアードネーションは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故など何らかの事情で頭髪を失った18歳以下の子ども達のために、寄付された髪の毛でウィッグを作り完全無償提供する新しいチャリティーです。
日本では2009年にNPO法人Japan Hair Donation&Charityが活動を開始しました。
NPO法人Japan Hair Donation&Charity(通称:JHD&C,ジャーダック)に賛同しているサロンに行って髪の毛を寄付できます。
ヘアードネーションの条件
- 31cm以上の長さがあること
- 髪が完全に乾いていること
- 切り口を輪ゴムでしっかりまとめてあること
- 髪束は同一人物ごとにまとめること
ジャーダック側でウィッグを作る際に一旦トリートメントやストレートパーマ、カラーリングを施して均一な髪のコンディションにするから
年齢・性別・国籍・白髪や癖毛、天然の癖毛以外にもパーマヘア・カラーやブリーチをしていても、多少のダメージがあっても大丈夫です。
「募金」というかたちで支援が出来ます。
募金つきのプロダクトがありJHD&Cから販売されているシャンプーなど購入すると商品価格の一部がJHD&Cに寄付出来ます。
ヘアードネーションで寄付されたウイッグを「無償」で渡すことができたら、子供たちが少しでも気持ちよく毎日を送れることができます。
多くの人たちを笑顔に出来るヘアードネーションの必要性は大きいと思います。
ヘアードネーションの活動で何らかの事情で頭髪を失った18歳以下の子ども達が笑顔にして、その親たち、兄弟、家族も笑顔になるようにこれからますますヘアードネーションを広めていきたいですよね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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