京都五条坂陶器まつり2019の戦利品!最終日に作家ものを激安ゲット!

8月のはじめに京都のイベントで有名なのが五条坂陶器まつりです。
出店が400店くらいあり陶器好きには楽しいまつりです!
1日だけではなく4日間開催されて日程にも余裕があり行きやすいですね。
陶器まつりと同じ時にこの世とあの世をつなぐ六道まいりも行われますよ。
今回は五条坂陶器まつりで作家物のお気に入りの陶器を戦利品にする方法を紹介しますね。
さらに五条坂陶器まつりと同時開催のあの世とつながる六道まいりも紹介します。
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京都五条坂陶器まつり2019の戦利品!
毎年京都では8月7~10日の4日間、午前中9時~午後10時まで五条坂で陶器まつりが開催されます。
開催される場所は西の川端通から東の東大路通までの五条坂の両脇の歩道です。
五条坂は片道約700m位の距離があり歩道をジグザグに歩いて往復するので1.5km位の距離があると思います。
その坂道を8月の暑い中歩いて見て回る、とても運動になる陶器まつりです(笑)
最近の夏の暑さは異常に暑いですよね。特にこの時期の京都の夏は地獄の暑さです。
盆地なので蒸し暑さ倍増ですよ(笑)
結構坂がきつい五条坂を歩くので暑さ対策はして下さいね。
昼間は帽子を被るとか、こまめに水分補給する、団扇などを使って暑さ対策をして陶器まつりを楽しんでください。
私は毎年川端通の方から東大路通に向かって上がって行きます。
ずっと続く坂道なので結構疲れますよ!
五条坂の南側と北側に歩道がありますが、作家作品が多い南側から見ると面白いですよ。
以前は北側は清水焼の陶器の出店が多い感じがしましたが最近は作家作品も増えてきたと思います。
形や色使いなども作家の個性が出ていて面白いですし、使っている土も違うので手触りも全然違うんです。
陶器を選ぶコツは形や色も大事ですが、持った時の自分の好みの手触りも確かめるといいと思います。
沢山の作家さんが出店されてますから、必ずお気に入り作品と出会うことが出来ますよ。
五条坂陶器まつりで戦利品をお安くゲットする方法!
陶器まつりで楽しいのは、何と言っても作品を作った方とお話が出来ることでしょうね。
作品のデザインはこの辺りが難しかったとか色々と伺えますから楽しいですよ。
気にいった作品に出会えたら値段交渉をして安く手に入れることも可能です。
陶器まつりは4日間あるので沢山作品があります。
初日には値段交渉も出来ますが、一番安く買える可能性があるのは最終日の10日なんですね。
初日の7日は、まだ4日間あるのでお値段もなかなか下がりません、作家側も強気です(笑)
でも陶器まつり終了間際だと初日の値段より更に安く買えることが多いですね。
終了間際だと作品が少なくなっていると思われるかも知れませんが、そんなことはないですよ。
作品は沢山あるので十分「お気に入りの戦利品!」を手に入れることが出来ますよ。
最近は陶器のミニチュアなどの作品もあって楽しいですよ。つくりも凄く精巧なのでビックリします。
五条坂陶器まつりを楽しむ裏技
五条坂陶器まつりは坂道なので買った陶器を持って歩くとかなり疲れます(笑)
買いながら歩くと荷物がダンダン増えて、陶器を持っている手がしびれてきますよ。
せっかく買った陶器を落としたら大変ですからね。
荷物で手が塞がっていると違うお店で陶器を手に持って見ることが難しいんです。
その時はいい方法があるんですよ!
買った陶器をお店の方に頼んでキープしてもらうんです。
そしてゆっくり陶器を選んでお気に入りの作品をゲットし終わったらキープしてくれているお店に取りに行くんです。
買い物が終わったら手が塞がってても大丈夫ですからね。
後は、陶器まつりの戦利品を大事に家に持って帰るだけです。
陶器まつりと同時開催している六道珍皇寺の六道まいり
五条坂陶器まつりと同時に開催されている六道まいりがあります。
場所は五条坂を北に少し行った「六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)」で開催されてますよ。
時間は午前6時~午後10時まで朝早くから晩遅くまでされています。
ふだんは静かなお寺なんですけど、この「六道まいり」の時は無茶苦茶混みます。
私が行った最終日の時間も21時30分チョット前では、空いていました。
京都のお盆は、お盆の初めにご先祖様の精霊をお迎えをします。
そのお迎えを六道珍皇寺でご先祖様の精霊があの世から戻って来る時に、六つの道に迷わないように加護する行事が「六道まいり」なんですね。
ここの六道珍皇寺でご先祖様の精霊をお迎えして、お盆の終わりに五山の送り火で送り返してお盆の行事は終わるです。
その六道珍皇寺には閻魔大王と小野篁(おののたかむら)の仏像がありました。
なんか個性的な感じの寺なんです。いきなり閻魔大王ですからね。
平安時代には六道珍皇寺がある辺りは鳥辺野と呼ばれて死体の捨て場だったんです。
寺の門前がこの世とあの世の境界線で「六道の辻」と考えられてたんですね。
だから六道珍皇寺には閻魔大王がいて、この世とあの世につながっている井戸があるんですよ!
この世とあの世がつながっている井戸の発想がすごいですよね!そんな発想は大好きですね。
ドラえもんの「どこでもドア」みたいな感じですね(怒られるかな)
その閻魔大王の隣に小野篁が鎮座しているのですが、この小野篁って誰?ってなりますよね。
小野篁は「昼は朝廷に夜は閻魔庁に仕える」という伝説がある方なんです。
むちゃくちゃ優秀で働きもんですね!
私は最初、「働きすぎやわ!今の会社やったらとんでもないブラック企業やん!」と思いましたよ(笑)
昼間は朝廷でバリバリ働いて、夜はあの世で閻魔大王の隣に居て裁判官みたいな仕事をするスーパーマンなんですね。
私もあの世に行くときに小野篁に会いたいので楽しみが増えました(笑)
幽霊が赤子になめさせた幽霊子育飴
六道珍皇寺の近くには有名なお店があるんです。
みなとや幽霊子育飴本舗というお店です。
店構えは派手ではなく、どちらかと言うと昔ながらのお店なんですね。
ここのお店で販売している「幽霊子育飴」が有名なんです。
夜に買いに行ったのでなかなか雰囲気が出てるでしょう。幽霊は「遅うに、ごめんやす」と言って、こんな夜に買に来ていたんでしょうね。
「幽霊子育飴」の話は、身重のまま亡くなった若妻が幽霊になって夜な夜な赤ちゃんになめさせる為に飴を買いに来たんですね。
そして数日後に女性のお墓から赤ちゃんの泣き声が聞こえるので土の中を掘り返してみたら、飴をしゃぶる赤ちゃんが見つかったんですよ。
幽霊になっても子供を育てようとしたんですね。女性はすごいです!
そして、その赤ちゃんは高名な僧になったそうです。最後はダジャレになってしまいました(笑)
幽霊子育飴の原材料
幽霊子育飴の話はいい話ですよねぇ。
でも飴で赤ちゃんが育つからどんなに栄養があるのかなと不思議に思いません?
そう思ったので原材料を見てみました。
原材料は麦芽水飴と砂糖でした。
麦芽水飴って何かなと調べたら、身体にいいんです!
タンパク質などの栄養素やミネラル、ビタミンが含まれて総合的な栄養素として身体を養うことが出来るみたいですよ。
中国では膠飴(こうい)という生薬として使われているんですよ。食べ過ぎには注意ですが。
やっぱり女性は幽霊になっても目の付け所が違いますね
まとめ
五条坂陶器まつりは8月7~10日までの4日間開催されます。真夏の京都なので暑さ対策は必須です。
4日間の最終日に行くとお気に入りの陶器をお安く買える可能性が大です。
陶器まつりを楽しむために買った戦利品をお店にキープして色々と見て回ると楽です。
五条坂陶器まつりと同時開催で六道珍皇寺で六道まいりがあります。
六道珍皇寺は六道まいりの時には混みますから暑さ対策はこちらも必須です。
六道珍皇寺の近く、みなとや幽霊子育飴本舗に昔ながらの飴「幽霊子育飴」があります。
京都のお盆の時期は、たくさんの行事があります。
あの世からご先祖様の精霊を迎えて、またあの世へ送り返す行事などは情緒が溢れています。
是非、情緒ある京都のお盆の行事「五条坂陶器まつりと六道まいり」を体験してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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