コーンスネークのハンドリングはいつから?タイミングや毎日するなど頻度についても解説
最近のペットブームでかなりの人気があるコーンスネークというヘビがいます。
性格も大人しくカラーバリエーションも色々あって女性にも人気ですね。
ペットして飼っていても静かで、どこか神々しいところがあるコーンスネークです。
そしてヘビを飼い始める方が一番興味があるのがハンドリングですね。
今回はそんなコーンスネークのハンドリングはいつからしたらいいのかなどを解説していきますね。
目次
コーンスネークのハンドリング
コーンスネークを飼いたい方は最近かなり増えてきていますね。
そして初めてコーンスネークを飼う方は、ハンドリングに対して憧れている印象があると思いますね(笑)
ハンドリングって言うのは、飼っている爬虫類を持ったり触ったりしてスキンシップをとることを指す言葉ですよね。
私も飼っている爬虫類をハンドリングしていますから、そのお気持ちは分かりますよ。
でも爬虫類の中でも個体差があり大人しい個体から凶暴な個体までいろいろいます。
ではコーンスネークはハンドリングはどうでしょう。
ハンドリングしやすいコーンスネーク
ヘビの種類で言うとコーンスネークは性格が大人しいのでハンドリングすることができる種類になります。
ハンドリングできる種類なだけですから、中には気が荒い個体もいますから全てのコーンスネークが出来るわけではないですよ(笑)
またコーンスネークは性格的だけでなく体の大きさも関係してきます。
コーンスネークの大きさはアダルトで150㎝くらいですからそれ程大きくはないです。
「えっ!150㎝もあるの?」と思われますがコーンスネークはクルクルとぐろをまいていますから実際に見ると大きくないですよ。
だからコーンスネークは大きくなく重くないのでハンドリングはしやすいですね。
またハンドリング出来る出来ないで飼育のし易さがかなり変わるんですよ。
でもハンドリングは、する方がいい肯定派としない方がいい否定派の説があるんですよ。
ハンドリング肯定派と否定派
コーンスネークのハンドリングはし易いので、ヘビとスキンシップをとってみたいですよね。
でも先程も言いましたがハンドリングは肯定派と否定派の説に意見が分かれるんですよ。
ハンドリング肯定派
まずハンドリング肯定派の意見は次の様になるんですよ。
コーンスネークをハンドリング出来るようにしておくとケージの掃除や体重を測る時などに楽なんですね。
ケージの掃除や体重を測る時にその都度ガブって噛まれたらいやですよね(笑)
またよくハンドリングすることで、いつものウロコの感じや体重の増減など持った時に分かります。
さらに体調が何かおかしい時には呼吸の乱れなど病気を早く発見する手がかりにもなると言う意見ですね。
ハンドリング否定派
次にハンドリング否定派の意見は、ヘビには、ハンドリング自体ストレスを与える行為と言う説です。
なので極力ハンドリングはしない方がヘビにはストレスにならないというものなんですね。
基本的にハンドリングされて喜ぶヘビはいませんからね(笑)
どちらの意見も蛇の健康などを考えているので、どちらも正解なんですよ。
コーンスネークのハンドリングはいつからどのようにする
でも私はハンドリング大賛成なので、ハンドリングはいつからするのか、どのようにするのかを解説していきますね。
コーンスネークをペットとして迎える時ベビーで迎えるかアダルトで迎えるかでハンドリングの慣れ具合も変わってきます。
ベビーの時はチョットしたことで体調不良になったりなどありますが、アダルトになれば体調を崩すことはあまりないですからね。
コーンスネークのハンドリングはいつからでも時間をかけて練習していけばある程度は出来るようにはなります。
しかし爬虫類全般にみてハンドリング出来るようにするのにはベビーの幼少期の頃から始める方がいいですね。
コーンスネークのハンドリングはベビーの幼少期から
ハンドリングはベビーの幼少期の頃からだと自分が育てたという親心も飼い主側には育ちますからね(笑)
でも本当の理由は他にあるんですよ。
それはベビーの幼少期の頃から始める方が物覚えが良いんです!
なぜならベビーの幼少期はまだ何も理解していないのですぐに覚えるんですね。
そして私が一番の理由と思っているのは、ベビーの幼少期は攻撃力が微力なことです!
ヘビやトカゲなどの爬虫類は爪や牙などが鋭いですよね。
アダルトになるとその爪や牙などの攻撃力がマックスになるのでこちらが受けるダメージも大きくなるんですよ。
ですから攻撃力が微力なときのベビーの幼少期にはじめるのがベストだと思いますよ。
コーンスネークのハンドリングはどのようにする
皆さんハンドリングはヘビと戯れるイメージがあると思います。
でもそれはやり方が少し違うかもしれないんですね(笑)
コーンスネークのハンドリングは「持つ」のではなく「乗せる」という感じなんですよ。
まず最初はシェルターの中でとぐろを巻いているような状態がいいですね。
そして、とぐろを巻いた状態のまま体全体を持つようにします。
これはコーンスネークにとぐろを巻いた状態のまま手に乗せることに馴れさせていきます。
この時コーンスネークを落ち着かせるために、こちらもひたすらじっとしているのがコツです!
慣れてないうちは一回3分程度しか触らないようにします。
これをコーンスネークが安全と認識してくれるまで毎日続けます。
そうしていくうちにコーンスネークが安全と認識しますから手から手への移動をし始めますよ。
この時のコツは手のひらの表面積を大きくするように広げるようにします。
イメージとしては、自分の指や手が木の枝になるようにするんですよ。
コーンスネークと手の接触面積を多くして安定させると、コーンスネークは自分の体がどこかに接触していることで安心をするようです。
コーンスネークのハンドリングのタイミング
コーンスネークのハンドリングの仕方もある程度理解したら次はハンドリングのタイミングですよね。
ハンドリングは毎日しすぎるとストレスになります。
コーンスネークからしたら「触るなや(怒)」って感じでしょうね。
しかしハンドリングを毎日しても平気なコーンスネークもいます。
個体それぞれの性格がありますからね。
コーンスネークはハンドリングしやすいヘビなのでハンドリングのタイミングを間違えなければ神経質ならなくてもいいと思いますよ。
ハンドリングのタイミングの最低限のルールは、エサをあげた後の1日と脱皮前の一週間を避けることですね。
コーンスネークのハンドリングの頻度
ハンドリングのタイミングと一緒に覚えてもらいたいことはハンドリングの頻度です。
コーンスネークを飼った方はハンドリングしたくて、したくて直ぐ触ろうとします(笑)
気持ちはわかりますが。
先ほどもいいましたが、やはりベタベタ触ったりする干渉はコーンスネークにはストレスになります。
毎日ハンドリングして慣れさせるという方も居られるかもしれませんが、お勧めはしないですよ。
毎日、一日1回などは論外だと思いますよ。
特にベビーの幼体なら出来るだけ触らない方が本当はいいんです。
ベビーの幼体からハンドリングに慣れさせるのは良いのですが、ハンドリングの頻度の問題があります。
一番分かりやすいハンドリング出来る時は、フンをした時ですね!
ですからフンをした次の日にハンドリングをして、その翌日にまたエサをあげる。
そしてエサから大体3~4日後にフンをしますから、その次の日にハンドリングという頻度がいいと思いますよ。
3~4日に1回のハンドリングの感じがコーンスネークにはストレスを与えないと思います。
でもそのハンドリングも様子を見ながらして下さいね。
少しでも食が落ちるなどしたらハンドリングを中止するなどして下さい。
ハンドリングの注意点
ハンドリングをする時の注意点はいくつかありますから必ず守ってくださいね。
- 座ってハンドリングをする
一番基本的なことはハンドリング中にコーンスネークを落としてはダメなので、ハンドリングする場合は座ってします。
高い所から硬い床にドーンっと落としてしまうとコーンスネークは怪我をしますからね。
- ハンドリングをする時間を身体のサイズに合わせて調整する
コーンスネークの飼育環境は大体20~30℃ぐらいです。
コーンスネークの体温もそれとほぼ同じ位なんですよ、変温動物ですからね。
だから体温が高い人間と長い間ハンドリングすると体温が上がり過ぎてオーバーヒートしてしまいます。
このことを考えたら、ベビーの幼少期は体が小さいので温まりやすく長時間のハンドリングは止めた方がいいですよね。
ベビーの幼少期のハンドリングは、気温が高い夏場などは特に気を付けてあげてくださいね。
反対にアダルトの場合は体が大きいので温まるのに時間がかかりますから、それほど神経質にならなくても良いと思います。
- エサを食べた直後は禁止
コーンスネークがエサを食べてお腹の膨れが目に見えて分かる間はハンドリングはしてはダメですね。
エサを食べた直後にハンドリングすると胃や腸の働きが弱くなります。
それが原因で吐き戻しをしてしまった場合、拒食になってしまう可能性があるので注意して下さい!
拒食中のコーンスネークにもハンドリングは止めた方がいいですよ。
噛みつきや威嚇の意味
爬虫類は基本的には人間に構われたくない生き物なんですよ(笑)
それを無理やり飼っている人間の方からハンドリングなどされてしまいます。
だから爬虫類側からすれば「はぁ?チョット待ってぇなぁ!」ってな感じになってるのかもしれませんね。
コーンスネークは危機を感じると尻尾を震わせてビリビリと音を立て威嚇します。
人間がむやみに構うとコーンスネークは危機を感じたりしているのかもしれません。
あきらかに警戒して近づいたら噛むぞ!というオーラを出している時は人間側の方がそれを理解して上げるべきなんですね。
噛みつきや威嚇されないために
コーンスネークやヘビをハンドリングする時に一番気になるのが噛みつかれる事ですよね。
私も噛まれるのは嫌です、痛いですからね(笑)
でも噛みつきや威嚇の意味を理解しておくと噛まれなくなりますよ。
コーンスネークやヘビはもともと神経質で臆病な生き物です。
特にベビーは臆病だから威嚇して咬んでくる場合が多いんですよ。
そのことを理解しておくと噛みつきや威嚇されないようになって来ます。
コーンスネークもそういう性質なのでイヤなことをされたら噛みつきます。
ではイヤなことは何なのかと言うと何だかんだと構うことです(笑)
ハンドリングもその中に入っていますね(笑)
ハンドリングの仕方も知らずに馴れ馴れしく触ろうとしたら、そりゃヘビもガブってしますからね。
先程のハンドリングの注意点などは必ず理解しておいた方がいいですね。
基本的な事ですが、噛まれないようにハンドリングをする時にヘビの顔の前に手を持ってこないように注意したりします。
またコーンスネークなどヘビは、自然界では鳥などから狙われるのでヘビの頭の後ろが急所なんですね。
だから特に首や頭はヘビが一番嫌がる場所なので、ヘビの頭の後ろから触ろうとしたり掴んではダメなんですよ。
こういうコーンスネークやヘビの弱点なども理解しておくと、噛みつきや威嚇されないですみますからね。
もし噛みつかれた時の対処方
コーンスネークは毒はありませんが、口の中には雑菌がいます。
コーンスネークが保菌していることを想定できるのは主にサルモネラ菌ですね。
もし噛まれた場合は流水で洗って消毒して下さいね。
また咬まれた場合は慌てて引っ張らず、少し待てば離してくれますから大丈夫ですよ。
どうしても離さない場合は水につけると離すと言われていますが手でコーンスネークの口を開けて放したらいいだけです(笑)
コーンスネークに噛まれたら痛いですが、犬や猫、大きなインコに噛まれた方がもっと痛いですから怖がらなくても大丈夫ですよ。
まとめ
コーンスネークは性格が大人しいのでハンドリングすることができる種類になります。
コーンスネークは性格的だけでなく体の大きさもハンドリングしやすいです。
ハンドリングは肯定派と否定派の説に意見が分かれます。
ハンドリング肯定派は飼育がしやすいなどの理由がある。
ハンドリング否定派はハンドリング自体ストレスを与えるなどの理由がある。
どちらの意見も蛇の健康などを考えているので、どちらも正解です。
コーンスネークのハンドリングはベビーの幼少期の頃から始める方がいいです。
ベビーの幼少期はまだ何も理解していないのですぐに覚える。
ベビーの幼少期は攻撃力が微力などの理由があげられる。
コーンスネークのハンドリングは「持つ」のではなく「乗せる」という感じです。
ハンドリングをする時の注意点はいくつかあります。
座ってハンドリングをする。
ハンドリングをする時間を身体のサイズに合わせて調整する。
エサを食べた直後は禁止。
コーンスネークの噛みつきや威嚇の意味を理解しておく。
もし噛まれた場合は流水で洗って消毒する。
コーンスネークは大人しく色も綺麗で飼いやすい良いとこどりの蛇です。
私は子供の頃に秘密にヘビを飼って見つかって母親におもいっきり怒られたことがあります(笑)
もしコーンスネークの様に綺麗なヘビだったら怒られなかったかもしれませんね。
それ程魅力あるコーンスネークです。
ぜひコーンスネークを飼って魅了されてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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