インコのヒナを迎える時期はいつ?突然死を防ぐ為のヒナの選び方についても解説
お家にお迎えしたインコを手乗りに育てて、ベタベタに懐かせたいと考えている方は多いですよね。
インコは成鳥からでも懐きますが、ヒナから育てると飼い主さんと鳥との絆はより強いものになります。
でもヒナって小さくて、どんな風にしたらいいのか分からないですよね。
人の赤ちゃんでも抱っこした事がなければ、抱っこした方が固まってしまいますよね(笑)
なので今回はインコのヒナを迎える時期はいつなのか、またヒナの突然死を防ぐ為のヒナの選び方についても解説しますね。
目次
インコのヒナを迎える時期
インコのヒナをお迎えするのは、一般的にはペットショップや鳥専門店ですよね。
またお目当ての鳥がいるのでしたら、その鳥を育てているブリーダーからも入手することも出来ます。
今ヒナはペットショップで1年中を迎えることが出来ると思います。
でもヒナをお迎えする時期はあるんですね。
それは春と秋に産まれたヒナが比較的健康と言われています。
なので一般的にヒナをお迎えする時期は春か秋にお迎えした方がいいらしいですよ。
しかしお迎えする時期は春と秋がいいみたいですが、どれ位育ったヒナを迎えたらいいかは分からないですよね。
ではインコが産まれてからどんな風に育って、手乗りに育てる丁度いいヒナの大きさを説明しますね。
お迎えするインコのヒナの大きさ
インコのヒナで一番分かりやすいセキセイインコのヒナの成長過程を例に上げて説明していきますね。
セキセイインコが卵から孵化した日にちごとに、どれ位成長するのかは以下の通りなんです。
1日目 孵化したてのヒナには羽毛は生えていません。ピンク色の肌のヒナです。
7日目位 尾羽に筆毛が生えてきて目が開きます。
21日目位 そのヒナの羽毛の色がハッキリと分かり始めます。
30日目位 ヒナが巣から顔を出し始めます。
90日目位 体格・羽毛・生活も親鳥と同じになります。
さてどれ位成長したヒナがいいでしょうか。
おすすめのヒナの大きさは、30日目位でヒナが巣から顔を出し始めた頃ですね。
ペットショップでも販売されている雛たちは、30日目位のヒナが多いですよ。
またさし餌など慣れている方ならば、それより少し前でも大丈夫ですね。
インコのヒナを迎える場所
インコのヒナを迎える時期とヒナの大きさは分かりました。
ではどこでヒナを迎えたらいいでしょう。
先程ペットショップやブリーダーさんから迎えることが出来ると言いました。
多分ペットショップでお迎えする方が多いと思います。
なのでどんな風なペットショップがいいのかを紹介しますね。
一番大事なのは、キレイで衛生的なペットショップです!
これには理由がちゃんとあるんですよ。
なぜかと言うと不衛生なペットショップでは、ヒナが体調を崩してる可能性があるからです。
だからヒナのエサの食べ残しや、糞がちゃんと掃除されていない所は、良いペットショップとは言えないんですね。
次にそのペットショップに専門知識がある方がいるかどうかです。
いろいろと知識と経験を持っておられる方がいると、なにかあった時に的確にアドバイスしてもらえてアフターケアーをうけやすいですよ。
突然死を防ぐ為のヒナの選び方
ここで残念なお話があります。
「え?何?」ってなるでしょう。
どんな話かと言うと、ヒナは突然死する場合があるんですね。
お迎えする時期も場所も考えて、せっかく迎えたのに突然死してしまうんですよ。
しかも突然死するヒナは少なくないんですよ、悲しいでしょう。
ではどうしたら突然死を防げるのでしょうか?
それはいいヒナを選ぶことで防げるんですよ。
では実際にヒナを選ぶときに注意するポイントを説明しますね。
突然死しないヒナを選ぶポイント
どんなインコのヒナでもいえることですが、突然死しないヒナを選ぶ大事なポイントが6つありますよ!
- ヒナの体重が平均か、それ以上のほうがいい。ぽっちゃり体型ですね(笑)
- ずっと寝ているとか目を閉じている時間が長いとか、なにか不健康そうではないこと。
- 羽根のつやがいいこと。
- 足の指などが欠損や変形していないこと。
- 糞が正常で、お尻の周りや体が汚れていないこと。
- 咳、くしゃみなどをしていないこと。
以上の事が突然死しないヒナを選ぶポイントになりますよ。
なのでインコのヒナは、どんなに注意しても体調を崩しやすくて突然死しやすいので、元気なヒナを選ぶことをお勧めします。
またインコのヒナを選んでいる時に、こちらに興味を示すヒナは、すごくなつく可能性が高いですからね。
インコのヒナの突然死を防ぐ為の必要なもの
インコのヒナの突然死を防ぐには色々な事があります。
今回はインコのヒナが体調を壊さないために、まずどんな物が必要なのかを説明しますね。
結論から言うとインコのヒナの突然死を防ぐ為の必要なものは、ずばり保温器具です!
体温調節がまだまだ未熟なので、ここをしっかりすればかなりの確率で突然死を防ぐ事が出来ると思いますよ。
でも、これさえあれば絶対大丈夫という訳ではないですからね。
保温器具は、飼育するプラスチック製のケースの下にひくパネルヒーターを使用するのが安全です。
ここで注意してほしいことは、パネルヒーターをケースの下全面にひかずに三分の一位だけにします。
暖かい所と、そうでない所を作ってあげることがポイントです。
またサマザマな原因から、インコのヒナは突然死しますから注意が必要です。
だから常にインコのヒナを見れるようにプラスチック製のケースで飼育することをお勧めします。
あまりジロジロと見るとストレスを与える場合もあるのでこの辺りも注意して下さいね。
プラスチック製のケースのいい所は掃除もしやすく、清潔に保ちやすい所ですね。
またインコのヒナは、足腰がまだ弱いので止まり木に止まることが出来ないんですよ。
そしてインコのヒナは1日中座って過ごす事が多いですね。
だから自分で止まり木に飛び乗れるよう成鳥するまでは、床が平らなプラスチック製のケースがヒナには優しいですね。
そのプラスチック製のケースには、床材をいれておきます。
これは家庭にあるティッシュペーパー・ペーパータオル・印刷のインクがついていない紙を細かく切ったものを入れてくださいね。
細かく切ることで、紙が柔らかくなってヒナの足を傷つけないし保温効果があるんですよ。
ただしトイレットペーパー・新聞紙・タオルなどは、床材に向いていないですよ。
その理由は、トイレットペーパーはヒナの餌の水分や糞の水分などで溶けてしまいますからね。
また新聞紙などインクを使用した紙は、インクの臭いがヒナに悪いんです。
しかもタオルは、ヒナの爪が引っかかりやすいので怪我をするんですよ。
チョットしたことですが、知らないと後でインコのヒナが突然死するような取り返しのつかない事態が起こったりしますので注意して下さいね。
まとめ
ヒナは衛生的で専門知識があるショップで選ぶと良いですね。
春と秋に産まれたヒナは、比較的健康なので春と秋にヒナを迎えたほうが安心ですよ。
インコのヒナを育てるのには プラスチック製ケースで必ず保温してあげることが重要です。
インコのヒナが突然死する事は、私も経験したことがあります。
ものすごくショックでした。
どれだけ注意していてもなる場合が結構多いんですよ。
しかもインコのヒナの時期は、人と違ってあっという間です。
子育てをする様にヒナの時期を楽しみにしながらインコと一緒の暮らしを楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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