健康な子犬の見分け方と選ぶポイント!ブリーダーや血統書から分かる事ついても解説!
ペットショップに行くと子犬のコーナーには、いつも人がいっぱいですね。可愛いですもんね。
でも、ちょっと待ってください。どんな生き物でも赤ちゃんは可愛いです。
今は可愛い子犬でも大きくなると「あれ?こんなはずじゃなかったのに」という風に変わる場合があるんですよ。
しかも何も考えないで今可愛いだけで子犬を迎えると、そうなる確率が高いんですよね。
そうならないように今回は健康な子犬の見分け方と選ぶポイントやブリーダーと血統についても解説しますね。
目次
健康な子犬を選ぶ前にブリーダーをしている人をみる
子犬を販売している所は、ペットショップ、ブリーダーなどありますよね。
子犬お迎えする時は、どんな所で購入したらいいかわからない方は多いと思います。
しかも初めて犬を飼うなら、なおさらですよね。
でも子犬だけじゃなくて何か買う時は、まず最初に売ってる人をみますよね?
そうなんです!子犬を買う時も、まず最初に売ってる人なんですよ!
ペット業界でお仕事をされていた方にお話を聞いたら販売する側も色々な方がおられます。
ちゃんとブリードしていい子犬を繁殖させている方もおられるのですが、そうでない方もかなりの数がおられるみたいです。
「ドンドン子犬を産まして売り切るだけの業者の方も結構いますので気をつけて下さい」と教えてもらいました。
子犬の時は小さくて可愛いので、どんな子犬でもよくみえます。
でも成長していくと想像していた大きさなどが全く違う犬に育っている場合があります。
これはブリーダーが繁殖させている親犬がスタンダードの大きさでなく、かなり大きいサイズの親犬がいるそうです。
私にペット業界を教えてくれた方が見たチワワは、ゆうに7~8kg以上の体格でチワワに見えなかったそうです。
その親から産まれた子犬たちは、かなりの確率で大きくなりますから購入した方が思っていたのと違うと言うトラブルも多いらしいですよ。
信用できるブリーダーを見分けるポイント
信用出来る方から購入するのが安心出来ますが、ではどうしたら信用できるブリーダーさんに会えるのでしょうか?
私も子犬を購入する時いろいろなブリーダーさん会いしました。
大変親切な方が多かったですし、後はお気に入りの子犬を探すだけでした。
何件か子犬をを見せてもらう時にその子犬の親犬を必ず見せていただきました。
親犬と大体は同じになっていくので、ある程度の予測ができますよ。
顔もみて親犬が美形なら子も美形になる確率は高いですからね。
親犬の性格も教えてくれるブリーダーさんは、信用できますね。
反対に親犬に会わせてくれなかったり情報が少ないペットショップやブリーダーは、おすすめは出来ないですね。
こちらのいろんな質問に感じよく答えてくれるペットショップやブリーダーさんから購入するのがいいと思います。
健康ないい犬を選ぶ重要なポイント
犬は犬種によって性格が全然違います。
本来の犬種の性格に忠実なことがいいとされていますが最近は人と一緒に生活するので、協調性があり聞き分けがいいことが重要視されています。
私も今までボーダーコリー、プードル、チワワ、パピヨンと飼ってきました。
犬種により性格は全然違いましたが、どの犬も性格はいいと思います。
頭の良し悪しは別ですよ。(笑)
子犬の性格面の選ぶポイント
ブリーダーさんに教えてもらった子犬を選ぶ時にポイントにすることは、「人が好き、人を信用する、呼ぶと喜んで来る、明るい」なんですよ。
一緒に暮らすのですから性格のいい犬と暮らしたいですよね。
このポイントの逆を選ばなかったら大丈夫なんですよ。
「人が嫌い 人を信用しない 呼んでも来ない 暗い」は選んではいけないのですがわざわざ性格に問題がある犬は選ばないですよね(笑)
それともう一つ選んではダメなポイントがあります。
それは、凶暴な性格です。
もともと凶暴な性格を持っている犬は訓練で抑えることは出来るみたいですが治りはしないらしいです。
犬に関する事故は、この性格が関係しているかもしれないですね。
犬は、人の歴史のはじめのから改良されてペットになって来ました。
それには理由があります。
犬は人を噛み殺す殺傷能力があるので早い段階から改良されてペットにしたそうです。
改良されてペットになる以前の凶暴な性格は、野生動物に近いので一緒に暮らすことは不可能になりますよね。
子犬の健康面の選ぶポイント
子犬の健康な子犬を選ぶのも重要なポイントです。
見極め方は、犬種よりちがうのですが共通点があります。
- 犬種の形にそった体型をしていること 簡単に言うと体型がいいと言うことです!
- 胸が厚く形がいい事 これは全犬種に言えることだそうです。
- 見た目より抱き上げたときに重く感じる子犬
- 食欲があり、便がしっかりしていて快便な子犬
- 耳の中が綺麗
- 毛の艶がいい
などの条件の子犬は、健康状態がいいと言えますね。
チワワなどの超小型犬には、よくあるのですが頭蓋骨のてっぺんに親指ほどのへこみがある子犬は、虚弱体質の子が多いですね。
またシーズーやキャバリアによく見られる、そけいヘルニアがある子犬は避けたほうがいいです。
そけいヘルニアの見分け方は、前肢を両方とも持ってゆっくりと優しくぶら下げて下さい。
その時に下腹に丸いコブシのようなものが現れたら、そけいヘルニアの可能性が高いです。
犬種によって健康状態をしっかりと確認して選んでくださいね。
血統書から分かる「出来」のチェックポイント
血統書がある純粋犬の場合、子犬がその犬種の基準に合っているかが「出来」になります。
簡単に言えば、チワワとかプードルなど血統書がある色々な犬種がいますよね。
その犬種によって大きさやスタイルなどの基準があるんですね。
その基準に合っているかどうかなんですよ。
その基準に合っていると「出来」がいいという事です。
犬種にもよりますが共通している基準があります。
- 肘がひらいていないか
- き甲部が低くないか 人で言うと肩甲骨の上の方ですね。
- 前肢 後肢のつま先が内傾 外傾していないか
の3つのポイントは 必ずチェックされるそうです。
上記で子犬の親犬を見ることは、その子がどういう風になって行くことが予測出来るのでいいと言いました。
実際に見ると分かりやすいですね。
犬種の基準は理想像、理想のスタイル
先程の3つのチェックポイントの「肘・き甲部・前肢と後肢のつま先」は犬種の理想の姿であるか、ないかのチェックポイントです。
犬種の基準とはブリーダーが繁殖をするとき目指しているそれぞれの犬種の理想像、理想のスタイルなんですね。
そこで全犬種に言えることが、「肘がとじている・き甲部が高い・前肢 後肢のつま先が真っ直ぐである」ことが犬種の理想像、理想のスタイルの必須項目なんです。
人でも同じですよね。胸がグンとはって、手足がスラっとして長くてスタイルがいい方がモデルさんですね。
モデルさんのスタイルも、人の理想像・理想のスタイルですよね。
犬種の基準から外れた欠点
反対に肘がひらいている、き甲部が低い、前肢・後肢のつま先が内傾・外傾しているという事は理想像、理想のスタイルから外れた欠点になる訳です。
分かり易く人に例えると、O脚、猫背、ガニ股、内股となると思いますよ。
好きになってしまえばO脚、猫背、ガニ股、内股も欠点ではなくチャームポイントになりますが、理想像、理想のスタイルではないですよね(笑)
しかしあまりにも基準に合っていなかったり、変な歩き方をしている場合などは先天性の病気の疑いがあるかもしれません。
その時の肘がひらいる場合は「肘関節形成不全」、後肢のつま先が内傾・外傾している場合は 「先天性内反足」や「膝蓋骨脱臼(偏位)症候群」などの疾患が疑われたりもするそうです。
母親の血統が「出来」を決める
あと血統書を見るポイントは、母系をたどってみることです!
「純粋犬は、母親を見て買え!」と言う言葉があるほどです。
母方をたどって購入する子犬の母、祖母、粗祖母のいずれかが有名犬舎のチャンピオン犬であれば子犬の「出来」は、ほぼ間違いはないと言えるそうですよ。
いい血統を見ることは父方の系統をたどるのですが、子犬の「出来」を重視するのなら母方の系統をたどるほうがいいのだそうです。
まとめ
健康な子犬を選ぶ前にブリーダーをしている人をみること。
親犬の性格も教えてくれるブリーダーさんは信用できます。
親犬に会わせてくれなかったり情報が少ないペットショップやブリーダーは、おすすめは出来ないです。
子犬を選ぶ時にポイント「人が好き、人を信用する、呼ぶと喜んで来る、明るい」。
選んではダメなポイント凶暴な性格です。
凶暴な性格を持っている犬は訓練で抑えることは出来るが治りはしない。
子犬の健康な子犬を選ぶのも重要なポイント
- 犬種の形にそった体型をしていること
- 胸が厚く形がいい事
- 見た目より抱き上げたときに重く感じる子犬
- 食欲があり、便がしっかりしていて快便な子犬
- 耳の中が綺麗
- 毛の艶がいい
子犬がその犬種の基準に合っているかが「出来」の3つのポイント
- 肘がひらいていないか
- き甲部が低くないか 人で言うと肩甲骨の上の方ですね。
- 前肢 後肢のつま先が内傾 外傾していないか
子犬の「出来」を重視するのなら母方の系統をたどるほうがいい。
子犬を購入する時は、値段も考えますがいいペットショップ、良いブリーダーに何回も行って納得する子犬を選んでくださいね。
私も色々なペットショップ、ブリーダーさんをまわり何回も見に行きましたよ。
そうすれば必ずいい出会いがありますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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